/ 空の色 海の音 /

ドラマと藤木さんと日常

最後までひきつけられた。
考えさせられることの多いドラマでした。

佐古の狂気はリアルに怖かったけど、痛々しくもあった。
戸田先生の写真を持ってたけど、好きだったの?
戸田に救いを求めたけど拒否された。
写真を舐める行為は歪んだ愛情を示してる?
佐古が戸田に近づいたのは、母親に求める愛情に近いと思った。

愛美、プリクラ帳を大切そうにしてるとこ見ると
人一倍さみしがりで弱い、だから強く見せている。
一番友情を欲っしてる人。
ミドリの事も愛美なりに友情を感じてたと思うな。
ただ利用してただけじゃなくて・・・

愛美と佐古は同じ匂い。
何もかも人のせいにする、なにもかも自分が動かせると思ってる。
愛美と佐古は、歩の真っ直ぐさや屈託の無さに嫉妬してるんだよ。
・・・歩が好きなんじゃないかな。
だからこそ、歩の曇りの無さにいら立ち汚したくなるのだと。

二人とも愛情に餓えてるんだけど、
親の愛情が薄いという背景に頼りすぎな感がある。
とかく、原因をしって納得したくなるじゃん人間は。
現実は普通の子がいじめしてたりするのにさ。

戸田先生の改心が、あっさりだったかなと思うけど
愛美と佐古の言葉に、自尊心ズタズタだし
母親の歩を信じる強い心が、戸田を動かしたのかなと。
真実から目を背けない母親の目に
真実を見ようとしなかった戸田先生は開眼させられたんだろう。

真矢さんの母親は良かった。
前半の歩をほったらかしにする母親も、
いじめを受けてる娘を守る母親も嵌ってた。


職員室、クラス、家庭それぞれ広げて描いた部分が、
歩のいじめの結末として上手く畳まれてありました。
それぞれが変化し前に進んでいるのに、クラスでまだ愛美をいじめてる所が
いじめは普遍的として問題提起、学校の体質も問題提起されていた。

・教師の立場から提唱を続けていく平岡先生 (生徒は無関心でしたが)
・体質的に変わらない教頭先生 (生徒を切って学校を維持?)
・このままでいいのか疑問を感じる男性教師 (教頭にも波及?)
・ヒロのリハビリ、転校した女子 (対照的でした)
・自殺未遂した親友との和解 (これが無いと歩が心から笑えないわけで)
・ターゲットが変わっただけで存在し続けるいじめの連鎖。
愛美のポジションに、今ミドリがいるけれどその先が見える。
愛美の次ぎはミドリがターゲットになり、その次は・・・


机と椅子が窓から捨てられて教室まで運ぶシーンは
歩の強さを象徴したシーンだった。
今度は愛美が同じ場面に立ち尽くす。
歩・羽鳥さん・ゴッホ君のいじめに屈しない強さが、愛美を変える?
愛美を加えた4人がクラスを見上げるシーンが印象的でした。

いじめは、まだ終わらない・・・












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