/ 空の色 海の音 /

ドラマと藤木さんと日常

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
「巡礼」  2013.3.17(日) 22:00~ ◆NHK-BSプレミアム

なぜ葉子と沢木が離れ離れに暮らしてるのかがよく伝わってきました。
いくつかのポイントで二人が再会できていれば…
そう思うと切ない。

葉子と別れて稼ぎのいい運送会社で働く沢木は、
近くに仕事で来て以前のアパートを訪ねる。
葉子に会いたい気持ちが抑えきれなくなったんでしょうね。
しかし葉子はいなかった。

その前に桃井が居場所を突き止め、
一人で妊娠、出産しようとする葉子を放っておけなかった。

そして雪の日、沢木は葉子の実家を訪ねた。
赤ん坊を抱いてる葉子とその隣に葉子を気遣う桃井がいた。
どう見たって待つのに耐えきれずに桃井の所に戻ったんだと思いますよ。

一瞬の疑いもなく相手を信じる。
…どんなに難しいことか。

駅で葉子とすれ違った沢木の無機質な表情は、
こんな経緯があったからなんだと納得できました。
1話で見たときは沢木がなぜあんな表情なのか不思議だった。
待っててほしいなんて言ってまさかのスケコマシか?なんて疑ったりして。

失意の中で沢木はマグロ漁船に乗っていた。
すべてから離れるために?
漁から帰ってきた沢木には出迎えてくれる家族も、戻る家もない。
妻側への謝金と慰謝料を支払い終わったのに…葉子はいない。
桃井と一緒にいるとわかってても、
沢木は葉子に会わずにいられなかったのかな。
迎えにいく約束をしたから?
意を決してして桃井家を訪ねると、思いもかけぬ現実。

葉子はいないよ。

まだ一歳にもならない子供を連れて出て行った

君の娘だ。


沢木の表情が印象的でした。
思えば沢木が離れて暮らさなきゃならないと告げた前、
葉子は何か言いかけてた。
あの時、葉子は妊娠したかもしれないと伝えたかったのだろうか。
…告げてたら二人は違った未来があったのかな?


繊細で、どこかピンと張りつめてるのにどこか温かみのあるドラマ。
娘の視点、そして沢木の心情、葉子の薄いガラスのような危うさ。
セリフや演出で過不足なく描いてありますね。

画面には出て来なかったけど、沢木の妻の気持ちも伝わってきました。
沢木の返済完了により、離婚届けに判をを押さない理由がなくなったと弁護士。
奥さんにとっては最後の望みが借金なんだろうなって。
返さないうちは沢木と繋がっていられる。

誰にも強さと弱さが混在している。
その強さと弱さは、誰かを愛するがゆえなんだろう。
桃井にしても、葉子の父母にしても。


2話は藤木さんの繊細な表情が印象的だったな。
監督さんが逃さずキャッチしてくれてる気がします。
むしろこういう作品にあってるんじゃないかなぁ。
声もすごく素敵でした。
「この手大好きだ‥」
空気を包んでささやかれる感じ。


巡礼に出た葉子と草子は、聖地で沢木と会えるんでしょうか…
どっちかが死ぬ…なんて結末じゃないことを祈りたい。
今夜最終回です。













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://umisorakai.blog73.fc2.com/tb.php/1218-3516903b