/ 空の色 海の音 /

ドラマと藤木さんと日常

綺麗な最終回でした。
雫と英治、英治と舜、英治を取り囲む人々、そして英治と美桜。
確かな絆と幸福な結末でした。

最終回で一番好きなのが、英治が父親じゃないと知った雫と英治の再会場面。
雫  「知らないおじさんについてったらいけないでしょう?」
英治「痛っ、イタタタタ・・・」

雫  「父ちゃん・・・ありがとう、父ちゃん」
英治「・・・雫・・・」
雫  「最初に顔見たら、そう言おうって・・・決めてたんだ」
英治「ありがとう、雫」
雫  「えぇっ?」
英治「俺もそう言おうって、思ってた」
雫 「・・やっぱり親子だね」
英治「うん」
雫 「うそ、ただのまねっこでしょ?」
英治「ばれたぁ」
雫  「ばれ~ ばれ~」
英治から電話で、本当の父親じゃないと告げられた雫。
菱田さんいわく、毎晩泣いていると・・・
でも小さな胸で受け止めて、英治の前で気丈に振舞う
英治と雫の思いやりに溢れた親子の姿が、グッときました。


英治は舜から花屋再会資金を借りる事で舜の戻る場所を作った。
帰った時に雫の父親という居場所・・・
英治は自分は、母親という主役があるからと。
舜「そんときはよ、ちゃんと化粧しろよ」
英治「惚れるなよ」
・・・いいシーンなのに、慎吾ママが脳を占拠する。

舜と英治が肩を抱き合う姿は
コインの表と裏・・・それを表現したアクションなんだろう。
「俺達は泣いた事がない・・
 泣いても意味が無いって・・・ガキのころから思い知らされてきたからな
 そのうち本当に出なくなっちまった」

泣くという行為は、一番人間らしい行為だと思うんだ。
それをしなかった二人は、
淋しいと言えなかった苦しいと言えなかった子供だったのだろう。
そんな二人が、最終回に流した涙の一滴。
舜は瑠璃のビデオレターを見て、自分が愛されてたことを知って。
英治は、血は繋がってないけど家族に囲まれた幸せのど真ん中で。
舜は一人静かに、英治は家族に囲まれて・・・二人の対比した涙が印象的でした。


父とバラ園を営む美桜を迎えに来る英治。
もし英治が薔薇を売らないままだったら、美桜とは会えたのかな?
薔薇の花言葉「忘れてしまおう」、そんな花言葉無いんですよね。
美桜のした事はもう忘れた・・・即興で作った花言葉でしょうか。
英治と美桜のラブシーンは、こそばゆい・・・こっぱずかしい・・クサイ。
どちらかというと自分は、英治と雫の親子が好きでした。
 
・消えた雫
 英治の仕事の休憩時、隣にいた雫は今日はいない・・・
 と思ったら英治に隠れてた雫発見、と思ったら幻だった。
 この英治の影から雫のシルエットが浮き立つ演出はちょっと感動した。

・丸太の恐怖
 リフトで扱う仕事場に、雫が駆け寄るシーンはドキドキする。
 丸太が転がって雫を助けるために英治が死ぬんじゃないかと不安を煽ってんのか?
 
・英治の訛り
 雫に告白する英治が、どんどん訛っていくのが、ちと気になった。
 東北出身ですか?

・大げさな美桜
 竹内さんは野島さん脚本になると女のあざとさが垣間見える。
 月9プライドの「ハルが泣いてるの・・」の迷セリフを思い出した。
 竹内さんが感情を込めれば込めるほど、
 ドラマから浮いていくように見えました。
 美桜にはあんまり共感出来なかったなぁ
 雫が大人になったら英治と・・・なんて思ってました。

・キーマン菱田
 最後の最後にキーマンになりましたね。
 まさか美桜の居所を知る唯一の人物だとは・・・
 でも英治は自分でつきとめたので、鍵を使う事はなかったけど

・小野先生とマスター
 お見合いを断った小野先生、気になる人ってマスターか。
 でもマスターは気づいてないっぽい。

・直哉の野望
 もう一度医大に行って雫と結婚、安西の病院を継ぐってさ。
 直哉に病院任せられるほど、安西はお人よしじゃなさそうよ。 

・安西の復讐
 安西はあれほど英治に復讐の炎を燃やしたのに
 舜に破滅させる復讐しないのは、きっと雫のおかげだよね。
 でもやっぱり、最初の英治への復讐は強引だったと思うな。
 そこまで復讐するだけの動機が弱かったと。

・コタツのループ
 小野先生のお見合い話→「もうコタツ入れたか?」
 →美桜がいなくなって一年経つ→お見合いのループに笑った。


ビデオレターのみの出演となった本仮屋さん。
役名もないなんて初めてのことでしょうね。
でも、るりの存在が強くないと成り立たないドラマでした。
繊細な表情、深い愛情、輝く笑顔、
独特な野島節を、嫌味なく魅力的な女性を演じてたと思います。


「薔薇の花 始めました」・・・薔薇を売る花屋
舜は、自分自身が棘の生えた薔薇だから自分を売ったりしないといいました。
でもあくまでも舜の考えであって、英治の答えでは無いような気がするんです。
じゃぁ、英治はなぜ薔薇を店に並べなかったのでしょう??
・・・なぜ、薔薇を売る事にしたのでしょう。
安西と和解し、雫に真実を伝えた。
英治の罪悪感は薄らぎ、もう薔薇をみて心痛めたり悲しんだりしない。
瑠璃を思い出にする事が出来たから・・・かな?

薔薇には沢山花言葉があるそうです。
同様にドラマに出てくる薔薇の解釈も色々あったと思います
薔薇=瑠璃、美桜、名もなき戦士とかね。

英治が省吾に「薔薇を一輪持って・・・」と指示した薔薇は
名もなき戦士(自分)の象徴じゃなくて愛を意味してたと思うんだ。
親の愛情が希薄だった少年に愛を持たせたかったんだと。

薔薇一輪もった省吾君。
マスターも気づいたようで、頭巾被ってスタンバイしてる。
はっきりと顔を映さないのは、視聴者に向けた言葉なのでしょう。
それでも人生はすばらしい
子供時代の辛い体験は、
ずっと引きずって生きていかなきゃなんないだろう。
それでも人生はすばらしい・・・
こころからそう思える日がいつか自分にも訪れるのかな?

*・・・・・***・・・・・* *・・・・・***・・・・・* *・・・・・***・・・・・*
消臭プラグも最終回と言う事で、総集編?に笑ったよ。

長々と書いてしまいました。
どうもグダグダ書いてしまう癖が・・
読んで下さった方、ありがとうございます。

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