/ 空の色 海の音 /

ドラマと藤木さんと日常

風太郎と緑の妙な間合いがよかった。
緑は風太郎を憎んでる、憎んでるのだけれど
運命共同体のようでもあり、
虚しさ・孤独を共有しているようでもある。
緑は風太郎の命綱を持ち、つかず離れずの奇妙な関係。
過去の飾ったりへつらったりの人間関係に比べると
むき出しの二人が、逆にうらやましく見えてくる。

伊豆屋の存在は風太郎の実験対象でもあったのかな。
以前玄関先にお金を置き様子を見た風太郎。
お金になびかない伊豆屋に息子という火種ができた。
大きな借金を抱えギリギリのところまで追い込まれ、風太郎を頼ってきた。
なりふり構わず、ただお金を手に入れるために。

やはりお金がすべてなんだと。
お金がなくても笑って…と言っていた伊豆屋からは
笑顔が消え金のために包丁を差し向けた。
弟の死の真相を調べ執拗につけまわしていた刑事は
お金を受け取り警察も辞め風太郎から手を引いた。

自分は間違っていなかった、そんな答えが出てしまったんだよね。
そしてお金を手に入れても、幸せになれないという答えも。
あんなに金を欲しがってた父親は
金を返し生きることを望んだ。
今まで人でなしの父親が、父親らしい顔をみせました。
あぁ人間なんだなぁと。
息子のことなんて気にもしてなかったはずなのに
死のうとする息子に死ぬなと思う。
お金を欲しがるのも、幸せを欲しがるのも憎むのも
生きたいと思うのも自ら死んでいくのも人間の業なんだって。

お金があったって幸せにはなれない。
風太郎の幸せは母ありきだったのだから
お金を手にいれてももう遅かったんだよ。
もうすべきことはないと母のもとに行こうとする風太郎。
それを見届けようとする緑。

爆弾なんてド派手な死に方、風太郎はなぜ選ぶのだろう?
自分のすべてを母との思い出の場所ごと消してしまいたいのか。
導火線につけられた火は風太郎のもとまで届く?
最後に風太郎が想うことって…何だろう。

#6・#7












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