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ドラマと藤木さんと日常

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テレ朝【水9】  脚本/佐伯俊道他  原作/横山秀夫  

倉石義男(内野聖陽) 小坂留美(松下由紀) 一ノ瀬和行(渡辺大)
立原真澄(高嶋政伸) 小松崎周一(伊武雅刀) 他

#10[終] 「十七年蝉」6. 24 OA

ずっしりくる最終回でした。

最後は、倉石の妻が殺された17年前の事件と繋がる事件。
事件としては複雑ではなかったですが、
二人の夫の心情が深く表現されてたと思います

大瀬と倉石は同じ境遇、同じように愛情を持ちながら対照的でした。
妻を思いつづけひょんなことで知った犯人に復讐する大瀬。
妻を思い続け、それでも犯人の声を拾おうとする倉石。
全身を使って妻への愛情と犯人への憎しみを表現する大杉さんと
つき上げる思いを抑えて涙する内野さんが印象的でした。
さっと涙を拭く松下さんもよかったです。

倉石は植物に話しかけ愛情を注ぐ。
忙しくて夫のいない毎日を、植物に話しかけながら暮らしてた妻とおなじように。
倉石は17年間、亡くなった妻と暮らしてるんですね。
忘れたことはない、いつも自分の中にいる。
自分が忘れない限り、生きてる・・・・永遠の愛(桔梗の花言葉)


そしてまた事件はおき、倉石は声を拾う。
妻の事件は終わったけど、
これからも声を拾い続ける倉石の未来を感じられて安心しました。
最後の検死にならなくてよかった。

#9 「餞~はなむけ」6. 17 OA

定年退職する小松崎がメインのお話。
レギュラー陣を惜しげもなく削っていく…なんて贅沢。

さて今回の事件は女子大生殺害事件。
その殺人事件の凶器を持っていたのが認知症の老人・明代で、
実は小松崎の産みの母親でした。
毎年差出人不明の年賀状を出していたけど、認知症で出せなくなった。
書き損じの年賀状から、明代の思いを感じ取れました。
つなぐものは何もなく、唯一この年賀状だけだった。
自分の名前を書く勇気もなく、そして自分の名すら分からなくなってしまった。

明代の証言をもとに書いた似顔絵は、
3歳の子供なのに、どこか伊武さんそっくりでちょっと笑った。
今までカレーを食べてるシーンを目にしてましたが
それが遠い昔、母親との思い出の伏線だったとは.恐れ入りました。
伊武さんの男泣きはグッときました。

事件の方は、被害者が切った爪の行方を捜し
見つけたのが押し入れの中。
そこには隣から侵入した形跡が…ここは調べないの?
義父から逃れるために一人暮らしを始めたのに、
隣の人に殺されるなんてね。

いよいよ倉石の妻に関する事件が、
再び掘り起こされるようです。

#8 「黒星」6. 4 OA

身につまされるお話でした。
同期だった女3人が同じ人を好きになり一緒に立ったスタート地点。
時間を経て、一人は主婦になり、ふられた一人は別の結婚したが自殺、
もう一人の留美は仕事一筋。
三者三様の生きざまですね。

「あんた15年間なにしてきたの、からっぽじゃない(うろ覚え)」はきつい。
何やら胸にグサグサ針が刺さってるんですが。
春枝の見栄張り妄想女に同情はできないけどね。
「もし、あの時久乃じゃなくて私が結婚してたら…」
妄想するのは勝手だけど、子供の存在否定したら可哀想だよ。
母親と引き離されて子供が何も思わないわけない。

死になさいで自殺するのも、少し単純じゃない?
自殺の決意は、別れを切り出されたからなのか、久乃の死ね!なのか。
留美と15年ぶりにあったのは、死ぬ前に会いたかったのかなと思ったんだけど。
春が来たはずだったのに冬に逆戻りで練炭で自殺。
久乃の言葉が引き金だとしたら、あてつけもあったのかな。

きっちりメイクして綺麗な洋服着て死ぬときまで見栄をはるなんてね。
女の見栄を刑事が捜査で丸裸にしていくのですが、
女性と男性の価値観の違いも浮き彫りにされてたと思う。

倉石が黒星をつけたのは小坂のためというのがよかった。
小坂に聞こえるようなシチュエーションがベタだったけど、
仏の声しか考えてないようで部下の心の声も拾ってたんだなーとホノボノ。

それと、「俺のとは違うな」の着ボイス配信に笑ったよ。
白い春の7個余ったバッグも面白かったけど、この着ボイスもいいね。
テレ朝さん、できれば夜光の「汚いだとー」と「殺してやる」も着ボイスしてくんないかな?
・・・・やっぱ問題ありか。

#7 「ユズリハの家」5. 27 OA

父は常日頃死にたいと言い遺書を何度も書いていた。
不自由な体をおしてまで自殺を図ろうとした父の意思を汲んで、娘は殺した。

なんだか言い訳のような気がして、娘が泣き崩れても同情できなかった。
いっそのこと、介護がなければバイオリニストとして活躍できたのにって
悪態つかれたほうが潔よかったかも。。

介護臭のしない部屋、確かにマメに世話をしたんでしょうね。
でも、部屋を無臭にすることは父親の存在を消してるような気がしてしまった。
だからこの娘は父親を疎ましく思ってたのかなって、そう思った。

この父親がほんとに死にたがってたのかって誰にも分からない。
力が及ばなくて未遂になったのか、
最後の最後に、生きたい気持ちが邪魔して死ねなかったのかもわかんないし。
老人が死にたいっていうのって
「構ってほしい、生きてることを許してほしい」
ってことなのかなって思う。

まぁ、ほんとにほんとに死にたい、
お荷物になるくらいなら死ぬという人もいるのかもしれないし、
それが今回のお爺ちゃんだったのかもしれないけどさ。

今回は親子の愛情をユズリハになぞってありました。
父親は自ら葉を落そうとし新しい葉を救おうとしたのですが、
皮肉なことに新しい葉が古い葉を落とす結果になりました。
古い葉は自然に落ちるまでその樹には必要だったのではないのでしょうか。
親の死に目に会えなかった立原は、どんな思いで娘を見てたんでしょう。

#6 「罪つくり」5. 20 OA

「俺んとは違うなぁ」が定着しましたね。
聞くと安心する…あぁ今回も言ったなって。(変なの)
なんつうか水戸黄門でいえば「この印籠が目に入らぬか!」(なぜに水戸黄門?)

しかし、自供ですべて片付くっていうのがなぁ~
それと知り合いだから疑いたくないっていう頑固さが
小坂らしくないなって思えた。

夫が女を結果的に殺してしまって、
娘の幸せのために、
そして父親が人殺しじゃ娘がかわいそうだっていうのが夫を殺す引き金に。
さらに継母とはいえ母親が父親を殺したとなると
もっとダメージ大きい気がすんだよね。
絶対にばれない自信があったんだろう
殺人者ってなんでばれないことが前提何だろう…

自分は継母だからいいんだという思いが
逆に娘に対して罪つくりだっていう倉石の言葉はよかった。
戸惑う娘に優しくない倉石の姿勢も貫いてていい。

#5 「Mの殺人」5. 13 OA

犯人が弱かった気がします。
松川逮捕でずっと引っ張っておいて、犯人は元マネージャー
動機は金の貸し借りというのが伏線もなく最後に湧いて出る。
お金を返してもらう理由が、北海道の母親のもとに戻り出直すという
ちょっといい話風も取ってつけたように感じました。

紋切型の検事は犯人かと思わせるような唐突な登場の仕方。
倉石と立原の距離を縮めるための、検事導入だったのかな。
借りを作らせバーで立原が倉石妻の妹と顔合わせさせる。
終盤起こるであろう妻雪絵の
殺害にかかわる事件へ繋がっていく布石のように思いました。
そこに検事も関わってくるのかもしれないですね。

#4 「眼前の密室」5. 6 OA

レギュラーの記者を犯人に使ってしまうなんて、
いくつ切り札持ってるんだろう。
今回は警察妻が記者に殺され記者が犯人と、身内内の抗争
警察の妻が殺された事件によって、倉石と立原の過去に軽く触れる。
状況がゴンゾウに似てますね。
犯人が捕まってないとなるとゴンゾウパターンもあるのでしょうか?
終盤、倉石の妻を殺した犯人が出てきて、その犯人の声を拾うとかあり?

1話から見た中で4話は一番好きかもしれない。
刑事の妻が殺され警察側へ被害者への気持ちが入り、
犯人の赤塚の背景が浮かぶと、割り切れない思いを抱く。
こういうパターンは多くあるのだけど、そこに倉石の
「おれは声を拾ってやるだけだ」
という視点が入ることで、モヤモヤ感が昇華するような気がします。
事件を解決に導き、自ら裁こうとしない独立した存在が頼もしく惹かれる。
だから、妻を殺した犯人の遺体が目の前にあったら
倉石がどうするのか見たいと思うんだろうな。

そしてやはり、クワガタのくだりがよかった。
クワガタはひっくり返るとなかなかおき上がれない、
そのための木が大事なんだ。
「持主に返してやらなきゃな」から
「この木が大事なんだと伝えてくれ
その木(気)があれば何度でも起き上がれるから」
の流れ。
陰でおびえていた少年に手を差し伸べるような温かさが染み込む。

事件の陰にあった子供のいじめ。
母親が記者をハエと呼び、
子供は母を真似て赤塚の子供を、ハエの子はウジ虫と呼ぶ。
この後のアイシテルと合わせて、
子育てとは?と思わせる一面でした。

#3 「真夜中の調書」4.29 OA

次が気になるっていうのでもないけど、安心して見れますね。
3話は血液型の違いで妻子を捨てた父親が
息子の犯行を目撃し、息子をかばい罪をかぶる話。
悲しくも事件によって、息子と自分の血が繋がってると判明します。
刑事たちにつつかれて父親が、
ベラベラ告白しだすというというのが少々安易だとは思いましたが。
まぁ佐倉の人柄を表わしてたのかもしれません。

現場でたたき上げできた佐倉が、最後の事件で倉石と出くわす。
頑固な人かなぁと思ったら、倉石の考えも尊重する柔軟な人。
定年間近の佐倉(小野)の刑事人生と倉石の観点との違い、
対比も面白かったです。
佐倉はアナログ刑事として描かれてましたが
それも一つの刑事人生だと思えることができる結末でした。

血液鑑定やDNA鑑定という科学の力が発揮される回に
アナログですが血の通った温かさのある一人の刑事という
相反する素材を、味わい深く融合させてるなぁと思いました。

#2 「赤い名刺」4.22 OA

一ノ瀬をはさんだ立原と倉石の構図が興味深かったです。
保身にかかわる見込み違いだったと突き放す立原に対して
見込み違いする奴かもしれんが人は殺せないという倉石。
2話で早速身内の遺体を見させる裏には
一ノ瀬が倉石に影響を受けるきっかけになっていくのかな。

一ノ瀬は別れた女から名刺を取り返したがっていた。
何かあった時、自分の出世を阻むことになりかねないと。
目の前の彼女の遺体よりも名刺を心配してた。
自分に疑いがかからぬよう自殺と断定した。
まさかその場に同じことを考えてた奴がいたとはね。
犯人は死体検案した矢田部。
特定するカギとなったのが、内開きのドア。
そして検案に使用する手袋についた白い粉…犯人はパティシエかと思ったぜ。

最後の赤く塗りつぶした名刺は彼女の想いがつまってたました。
父が彼女に思いを託して名刺をトランプにしたように
彼女もまた別の意味で一ノ瀬を想って…

小坂が一ノ瀬に対してビシッと言うのがいいね。
仲間なんだけど、どこか上から目線の一ノ瀬だから
言ってくれるとスッキリする。
倉石が多く語らない分余計にさ。
倉石…花には語るが人に語らずだし。
そういやお花の中の奥さまの写真、何か意味ありげです。

#1 「鉢植えの女」4.15 OA

どっしりとしてて面白かったです。
亡くなった人の人生根こそぎ拾ってやるの言葉。
遺体に対して真摯な思いと責任感が、
主人公の肩にずっしり背負ってる重みも感じられました。
これ見ちゃうとヴォイスがいかに表面取り繕ってただけかがわかります。

松下由紀さんの存在が女性の入口になってる気がします。
男社会の中で部下役というのも新鮮ですし
内野さんとのコンビも楽しみですね。
そして捜査一課の立原(高嶋)との敵対の
ライバルコンビはゴンゾウを思い出します。
…あれ前にもこの二人…というシンクロ。
筒井さん同様、高島さんも
いつものキャラと180度違うクールでハードな役だから違和感がね。
でも逆に新鮮でよかったかも。
内野さんはゴンゾウとは肉付けは違うけど背骨は一緒な感じ?
刑事ドラマでテレ朝でとなると、どうしても似通るのでしょうか。

謎に対する種明かしも面白そうだし今後も楽しみにしたいと思います。













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