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ドラマと藤木さんと日常

「飛躍」 …一億を貢ぐ女… 脚本/竹山 洋  原作/松本清張  5. 7 OA 

佐山道夫(藤木直人) 枝村幸子(木村佳乃) 福地フジ子(夏川結衣)
村瀬進太郎(渡辺いっけい) 村瀬みな子(荻野目慶子) 竹崎弓子(南野陽子)
丸岡房江(余貴美子) 波多野雅子(室井滋) 桑山信爾(小林稔侍) 他

…ナレーションがまた膨大になってた。
これじゃぁ松本清張氏が朗読してるドラマみたいじゃん!?

幸子に殺人を告白したのち、話がどう転ぶのかと思いましたが、
フジ子の言葉もあり、幸子の気を引くための嘘だってことでおさまりました。
まぁ種を撒いた状態で、2年後に芽がでてくることになるわけですが。
2年という時を経て、登場人物の関係も煮詰まってきました。
波多野と佐山は金銭のやり取りの立場は逆転し、
幸子は嫉妬深く、佐山がすべてという女に変化した。
そして、また新しい女の存在が…

◆野望を口にする男
開店のあいさつ、僕はトップのヘアアーティストになると宣言します。
あにゃ?やっと店が出せた段階なのにずいぶんと大きなことを…
野望を抱いてるのは明確、こんなにわかりやすくしなくてもね。
脚本家さんの意図はなに?

◆殺す、首締めの多用
「殺してやる」と何度言ったことか。
1話から思ってたんだけど…
別の意味を含ませてるとは言え、
人を殺してしまった男が軽々しく口にするとは思えないけど。
やっぱこのドラマは最初から別方向狙いのドラマだったんでしょうか。

首締めは佐山の本能と理性の揺れを描写してますよね。
人間の危うさ脆さ、紙一重が伺えます。

◆嘘も方便
知人のタクシー運転手から声掛けられしぶしぶ頷く佐山。
人違いですと言っちゃえばいいのに。
まぁここから綻びが出るのでしょうから、ストーリー上仕方ないか。


室井さん演じる波多野が、
いい感じにしなびてきてて、うざさも増してて、
佐山が追い詰められてるのがよくわかります。
借金を返しても、店の名義は波多野の名前になってるから
邪険にはできないのでしょうかね。
「株で損してるだろうから、五千万振り込んでおいて」って
店の資金半分近くじゃない…もう返せてるはず。
殺すきっかけは実印らしいから
店を自分のものにするために殺すしかないのか。

3話で好きなところは
◆謙虚にいこーぜっ
2話の佐山はどこ行っちゃったのぉ~(涙目)な感じ。
シャワーでこんなやつのために…と自暴自棄になってる佐山好きだったのに。

◆どこにいるの?もう開店するよ
母親の写真を見てポツリ言うの。
そんでもってみかんを写真の前に置くんだけど
どう見てもお供えに見える…まだ死んでないでしょーに。

でもこの何気ない場面はホント好き。
佐山が母親をどんだけ想ってるかが伝わってくる。
そこから母がいなくなってどんだけショックだったのか、
いなくなった後、どんだけ母親を必要としてたのかも・・・
佐山は母親を憎んでなかったのかな。
憎んだけども愛情の方がより強かったんだろうか。
佐山の女性に対しての思いは、母親を重ねて見てると思うな。
過去に見た赤く濁った眼というのは、
殺した村岡とも子さん?それとも母親?

4話はいよいよ室井さんとお別れなのかな。
そして、竹林で水分を求めた虫たちが、
藤木さんのまつ毛に集まるのは4話で見れるのでしょうか?













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