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ドラマと藤木さんと日常

「殺意」 …疑惑の殺意!?… 脚本/竹山 洋  原作/松本清張  5. 21 OA 

佐山道夫(藤木直人) 枝村幸子(木村佳乃) 福地フジ子(夏川結衣)
村瀬進太郎(渡辺いっけい) 村瀬みな子(荻野目慶子) 竹崎弓子(南野陽子)
丸岡房江(余貴美子) 波多野雅子(室井滋) 桑山信爾(小林稔侍) 他


福地の正体がわかって、次回が楽しみになってきました。
もう少し小出しでもよかったかなとは思いましたが。
まさか佐山のストーカーだったとはね。
でも今思えばバーで「宮坂さんじゃありません?」というのはそれっぽかったなと。

5話は冷めていく佐山と幸子の腹の探り合いが面白かったです。
「あいつ…御岳に行ったな」

「エリオはゲイよ、女が好きなのはあなただけよ…あなたもゲイになればいいのよ」
「…うるさいわねぇ」

掛け合いというか二人の妙な間合いに、つい笑ってしまった。
幸子の
年をとれば体だって魅力がなくなってくるの、胸だっておしりだって…
というのはセリフにあるのだろうか。
福地の「もう女じゃないし」もそうだけど、ところどころ昭和の男性視点を感じるなぁ。

波多野さんは、やはり佐山が殺したんですね。
波多野夫が自殺と口にしてたのは、佐山への圧力だったか。
波多野夫にチンピラ呼ばわりされた時のムッとしたような冷たい眼が印象的。
手切れ金として借金の残りをチャラにした時の、
頭を下げながら、口角を微妙にあげて「してやったり」の表情もよかったと思う。

殺人事件に関しては雑さを感じました。
縊死とはいえ、佐山が波多野と一緒だったことは証明されるわけで
なんで猟犬岡野と幸子があそこまで調べられるのに警察が自殺で片づけるのかって。
佐山も証拠残しすぎでしょう。
中華やの前で喧嘩とか焼きそば、車とかね。
あとあと証拠として挙がってくるんだろうけど、
だったらも少し複雑なものにして欲しかったなぁ。


竹崎の誘いを断った時は、
まだ佐山に幸子を思う気持ちがあったってことなんでしょうね。
だけど幸子が嗅ぎまわったので嫌気がさしたのかな、竹崎と関係を持ち罠を張った。
しかし別れようという道夫に幸子は、波多野を殺した真実を突き付ける
最後は幸子が勝ち誇ったように、5月に結婚、フィレンツェ、経営を畳みかけて
道夫からすべて奪っていくのが面白かったです。
「一生僕は、君の奴隷だな・・・・」

波多野が去ったあと、またしても自分を支配しようとする幸子の存在。
女性を利用してのし上がる一方で、
女性の網から逃れられない佐山の行きつく場所はどこなんだろう。

夜光の階段が始まった時、炎に向かって飛ぶ蝶は佐山だと思ってました。
野望という炎に向かっていき、やがて近づきすぎてその身を滅ぼす蝶。
でも…蝶は佐山の女たちなんですね。
野望を燃やす佐山という炎、佐山の近づきすぎて命を燃やしてしまう女達。
恋=炎とも重ねられますしね、佐山を愛せば愛するほど身の危険。
今さら…と思われるでしょうが、そんな事をふと思いました。

さて、そろそろ幸子の身が危なくなります。
純愛ではじまったはずなのに、いつの間にか歪んでしまった。
個人的には、フジ子と佐山の距離感が好きなので
これからどうなっていくのか楽しみです。
夏川さんと藤木さん、合うと思うんだよね。
いつかコメディでの共演で見たいなぁ…
そして夏川さんの悪女も面白そう、テレ朝さんどうっすか?













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