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ドラマと藤木さんと日常

フジ【月9】  脚本/ 林 宏司      

藍沢耕作(山下智久) 白石 恵(新垣結衣) 緋山美帆子(戸田恵梨香)
冴島はるか(比嘉愛未) 藤川一男(浅利陽介) 田所良昭(児玉 清)
森本忠士(勝村政信) 梶 寿志(寺島 進) 西条 章(杉本哲太)
三井環奈(りょう) 橘 啓輔(椎名桔平) 他

#11[終] 卒業〜奇跡の定義3.22 OA

フェローそれぞれが抱えてた壁を最終話で乗り越えて行けましたね。
そして奇跡で始まった1話から最終話での奇跡で幕を閉じた。
上手くまとまってたと思います。

最終話では、
息子を残して逃げた父親とその息子を通して、
ダメな父親でも受け入れることができた藍沢。

怪我を忘れて医者として現場に立つ父親とともに治療に当たる白石。
会って話すよりも濃い時間が得られたんじゃないかと思いました。
なかなか会えない親子でしたが、一緒に仕事ができてよかった。
親子だけじゃなく医者としてお互いを認めあうことができて…
娘を背に去っていく父親の姿はジーンとしましたね。
医者として立派に育った娘を誇りに思いながらも、
一抹の寂しさも感じつつの父親像が胸に迫った。

緋山は最後の最後で乗り越えましたね。
フェロー終了認定はもらえませんでしたがいずれは…という形。
事故の患者に対して「他に医者はいるのに自分なんかに当たってしまってすみません」と
謝りだしたときは、おいおい…と。
でも母親のセリフはよかった。
「それでも自分の子は運が悪かったとは思えない…救えるのはあんたしかいないの」
その後の緋山の豹変ぶりに笑ってしまった。
「その手どけてもらえませんかっ」
…SPの後遺症・心臓・裁判…緋山の動かし方には荒っぽさを感じました。

藤川は知り合いの救急隊員の命を目の前で…
黒田から厳しくされた藤川が、フェロー認定の報告をしてました。
「まさかおまえがな…」
影の薄かった藤川ですが、悩んで迷いながらも大きく成長しました。

そして恋人の留守電を心の拠りどころとしていた冴島は、
留守電に入ってた場所にやっとたどり着けました。
「来たよ‥‥さとし」 満開の桜を見上げる冴島
うるうる…感動でした。
そして留守電消去。ようやく新しい一歩を踏み出すのね。
自分だったら留守電ずっと消せないでいるだろうなぁ…

最終話は白石と冴島のエピソードにやられた感じです。
藍沢はなんとなく「来年は命日に来いよ」って言うんだろうなぁって想像つきました。
でも1日墓参りが遅れたらそこには父親がというのに藍沢の救いがあった気がします。
あと…緋山が藤川に「早くしてください、フライトドクター!!」と
嫌味っぽく言うのが好きでした。やっぱ緋山はこうでなくちゃ。

フライトドクターの白石と藤川に対して藍沢は脳外科に移動。
その後心臓外科を経験していずれ救命に戻るつもりだとか。
過酷な医療現場を経験してきただけにね。
一つの命も失わないように自分の腕を磨く…藍沢らしいです。

少し中だるみも感じたものの、見ごたえあるドラマでした。

#10 岐路3.15 OA

手術前の田所に黒田が会いに来ました。
なんだかサプライズです。
もし自分にもしものことがあったら黒田に来てもらうよう頼んであるのかな?
しかし、タイムリミットのゼロが表示されたところで終わるとは…

一方は飛行機不時着の現場に駆け付ける医師たち。
現場を仕切る藍沢…すごっ。
この便に乗ってる父を思ってなかなか集中できない白石ですが、
パパが生きててよかったぁ~~~
もうこの役者さんを死なせたくないもん。
怪我してるじゃん、なんで体育館に行かないのっ!?っていう白石に、
自分も医者だからと答えるパパ…カッコイイよぉ。
想定内のセリフでもカッコイイ。
白石と父の描写はいいですね。
トレイに乗った2つのお茶も父親の思いがこもってた。

さて、緋山はまだ引きずってるんですよね。
ああいう現場のシーンまで引きずってて欲しくなかったな。
特に2の緋山は立ち止まってばかりで残念なのよ。
1のサバサバなテキパキな緋山が気に入ってたからさ。
最終回前のこの大事故、医療シーンが一番盛り上がる所で、
シドロモドロしてる緋山を見るのは切ない。
2になって白石と緋山キャラが入れ替わったんじゃないかと思うくらいよ。
1は白石が迷い迷いだったのにね。
最終回には乗り越えてくれるだろうけど、キリッとした緋山を見たい。
藤川と縫合してる時のようなね。

予告に奇跡という言葉が出ました。
そういえば1話で奇跡が起き、その後の話で奇跡はないと実感させられた。
そして最後にまた奇跡が起きる?
フェロー終了後、4人が歩き始める道も見てみたいです。

#9 心の傷3.8 OA

緋山の心の傷を軸に、フェローそれぞれが心の傷に触れる話でした。

緋山の医療過誤は、提訴取り下げで収束したようす。
訴えても患者側に勝ち目がないということで決着?
あんなに強気だったのにフォローもなくあいまいに感じたな。
緋山の心に傷を残したまま次のステージへ。
藍沢・白石・藤川に関しては、背負ってるものと患者がリンクする形。
藍沢は母親、白石は父親、藤川は…冴島の心の傷を癒す?一目置かせる?

9話で印象深いのは、田所の夫婦の絆。
苦労も喜びも困難も乗り越えてきた、老夫婦の暖かい空気が伝わってきました。
ベッドの上の白衣を脱いだ田所が一人のおじいちゃんに見えて、
白衣の力、重さを感じた。

西条と橘の関係も緊張感ありますね。
患者に寄り添う医師と距離をとる医師。
西条は相手が田所であってもいつもどおりのオペをするだけだと。
それもまた、立派な医師の姿ですよね。

最終回に向けて、また大きな事故が用意されてます。
飛行機事故…盛上げどころですな。
中盤ヘリもオペも抑え気味だったのは、最後の大きな花火のため?
スケールの大きい医療ドラマとして期待したいです。

#8 理由3.1 OA

残りを田所で盛上げよう作戦でしょうか…。
ちょっとあざとさが見え隠れしたもので。
倒れてる田所部長を見て、物語も終りに向かってるんだなと実感。

白石は父親に思いを打ち明けたし、藍沢も母親問題を乗り越えた。
藤川は、まだ引きずってる冴島をゆっくり見守って行こうとしてるし、
冴島もそんな藤川に暖かさを感じてる模様。
残すは緋山なんだよね…コードは緋山を重視してるなって思う。
医療過誤の家族と対面して、
緋山が思いを打ち明けたことで収束は感じられた。

患者に対しての無力さ、せめて家族の思いに寄り添いたかった。
DNRは患者を死なせる為の同意書で、サインする家族の悲しみはどれほどか。
家族には重い心の負担を追わせる事になりますよね。
自分があの時サインしたから…息子を殺したのは自分だって。
そんな思いをさせるわけには行かなかった。
やっぱり医者は過酷だ、心も強くないとやっていけない。

おそらくあの母親は折れて来るでしょう。
しかし裁判で勝つ負ける、医師免許どうこうの物理的なものじゃなく
緋山は、患者への恐怖という傷を負った。
どう克服するのか見届けよう。

#7 あやまち2.22 OA

久しぶりにヘリ&ガッツリオペシーンが見れました。
やっぱり緊張感があって良い。

前回の緋山の医療過誤は深刻化してました。
たった一つのあやまちさえ許されない、結果がすべての医者。
藍沢が語る言葉には、医者の厳しさが込められていた。

しかし今回一番笑ってしまったのは、フェロー4人での飲み会。
白石のキャラを消し去る新垣さんの酔っ払いも可笑しかったのですが、
藍沢のおかわりの催促の所作が面白かった。
なぜ急に暇になったのか聞きたいところですがね。

その飲み会を受けての白石と藍沢「実は覚えていた」シーン。
白石は父の病気を、藍沢は父が生きていた事を
飲んだ時に話してたのですね。
この2人の雰囲気、
このまま恋愛まで持ってくのかい?と訝しげな目で見てしまいました。
さすがに恋愛要素は藤川の片思いでとどめて置いて欲しい。

緋山の医療過誤に戻りますが、やはり裁判まで進めていくのかな。
翼君の伯父さんはやっぱお金目的の線が浮かんでしまう。
母親は曇った表情してるので、どこかでストップかかりそうな気はする。
ヘリドクターとして一線に戻れずにいた緋山だからこそ、
なんとも切ない気持ちにさせられます。
白石との友情も良かったです。

#6 秘密2.15 OA

ふと思う、男性キャスト藍沢と藤川の存在感が薄くありません?
冴島・白石・緋山に関しては、変化や成長した感あるものの、
一方で藍沢や藤川はとどまってるような気がしてね。
まぁ藍沢は、もともと確かな腕を持ってて完成されてるんだけど。

それぞれの壁が描かれその先にある道に向かってるフェロー。
藍沢は母親、白石は父親、そして緋山には…医療過誤。
緋山には再び厳しい壁が立ちはだかりますね。
藤川は・・・・なんでしょう?
まさか冴島と言うわけではないだろうけど。
最近はヘリの登場も少なく、スピード感もなくなりましたね。
その分一人一人じっくりだけど。
これが見たかったの?と聞かれると…微妙。
ただ1話1話、患者とフェローの背景がリンクしてるのはさすが。

さて今回は秘密。
秘密には秘密にしておくだけの理由がある。
末期がんの母親と受験の息子の最後は良かった…良かった。
最期くらい息子の邪魔をしたくないと病名を明かさない母。
そして母の病名を見抜いていた息子。
一見冷めた息子のようでいて、母を受け止める深い器を持ってるようだった。
受験に合格したらまた自慢できるな…医者になったらまた自慢だ。
…家に戻って開業医、自慢できる……
母親に自慢させることも愛情なんだな。
ずっとずっと自慢させてやるから生きてて欲しい。
突き放すかのような言葉から、
母への思いがこぼれ落ちるようでした。

次回はまさかの医療過誤。
緋山が確認得ずに呼吸器外した場面で、
大丈夫か?大丈夫だよねドラマだし…と思ったら医療過誤だもん。
そして白石の元に父親が運ばれてきそう。
藍沢は…ごめん藍沢のパートは真剣に見てなくて、取りこぼしてる。
母の死は自分に関係あったんだよね、確か。
…藤川は???

#5 愛する人2.8 OA

5話は冴島の彼の死が、メインストーリー。
おそらく一つの山場だったんじゃないかなと思うのですが、
じっくり描いてきた割に平凡でした。

彼と仕事、その狭間でフライトナースのプロの心意気を見せた冴島ですが、
彼の死に立ち会えませんでした。
藍沢から彼が亡くなったことを聞かせられる場面も、
あまり心動かされなかったです。

一番の印象に残ったのが、
彼を失って涙する冴島をヘリ内で座らせるシーン。
そこからアンタの顔を見ると安心する
アンタもわたしたちの光なんだ
ベタベタしない励ましがサラッとしてて心地よかったです。

女の子に「先生は誰が包帯巻いてくれるの?」と問いかけられる藍沢。
女性3人の姿と、一人抱えてる藍沢の姿が対照的でした。

#4 過ぎし日2.1 OA

それぞれの過去…
2は一つのテーマで登場人物を掘り下げていくのでしょうか。
ただ医療の見せ場が弱くなってきたような気が。
特に4話は藍沢の生い立ちと橘の24週カイザーが中心でした。

橘の話の中で、
24週で生まれた赤ちゃんに挿管しろ…と指導医の西条が言うんですよね。
これ以上苦しめなくても?というと
これほど小さな胎児を挿管する機会なんてないぞ、練習だよと。
杉本さん演じる西条にこういうイメージがなかったのでびっくりした。
最上の優秀さにこういった経緯もあったのね。
見守り続けた赤ちゃんが心停止した時の椎名さんの男泣きはグッときたな。

24週の赤ちゃんを挟んだもう一つのエピソード。
藍沢の生い立ち…いい子じゃなかったから親に捨てられた。
そう思ってたみたいで、いい子でいようとした。
祖母が語る藍沢と、1の時の冷静で野心的な藍沢と結びつかなかったけど、
成長する過程で、冷めていってしまったんでしょうか。
そして、藍沢の母親は自殺!?両親に何があったの?

白石と緋山のコンビはまとまってきましたね。
どっちかがダウンしてると叱咤激励して。
息の合ったオペは見てて気持ちよかった。

次回は冴島の彼がとうとう…

#3 真実と嘘1.25 OA

結構…残酷な話でした。
医者は毎日残酷な現場に身を置いてるんだなぁと
しみじみ思ってしまいました。

このドラマは救えない命が多いですね。
でもそれが現実なのでしょうね。
そして1話の奇跡がどんどん重みを増して行く。

泣こうがわめこうが、命は消えてく。
目の前のどんなに大切な人であろうと…
輝かしい未来があろうとも、愛する人を残してしまっても。
自分にだけ特別は許されない。
なんだか、命について考えさせられるドラマです。

3話は事故でスキー板が刺さってしまった3人の関係を軸に、
医者が避けて通れない「真実」が描かれてました。
事故にあった3人、
付き合ってたと思ってた彼女が実は友人と付き合っていた。
最後に聞かされた真実、
そして命が尽きてもなお彼女を守るという嘘偽りのない思い。
藍沢、白石、緋山が患者に告げた残酷な真実。
そして緋山が田沢に告げた患者の言葉。

・・・・・・

月9の枠には勿体無いくらいのドラマかも?
キャストも粗目立ちしなくていいと思うな。
ストーリーから伝わってくるものがあります。

#2 自らの道1.18 OA

2話はそれぞれがつまづき、
また歩き出すといった内容でしょうか…見ごたえありました。
藍沢のセリフで、
「外科医は死を避けて通れない」
「助けた人は忘れていい・・・
  助けられなかった患者の名前だけ覚えておけ」
というのが響きました。

助けられなくて消えていった命、
絶望を感じさせながらも、ホッと息をつける救いを描くところが巧いなぁ。
脳の手術によって記憶を失くした夫が、
再び妻にプロポーズする夫婦の姿に思わずウルル。
死ぬ事も生きる事も日常の一片なんだと感じさせられました。

藍沢は続編になって少し目立たなくなりましたね。
祖母のうわごとが藍沢に波紋を起こすのでしょうか。
2は静かな中にもそれぞれの葛藤があって、地味だけど好きかも。

#1 聖夜の奇跡1.11 OA

柳葉さんのポジションに椎名さんが入ったようで…
椎名さんの役名が橘って、アンティークを思い出したよ。

さて、以前はフェローがお子様っぽいという印象でしたが、
さすがに手馴れた感じは醸し出されてました。
1話はこれから始まるであろう話の、
布石を打ってるんだなぁといった印象。

ちょっと思ったのが、緋山の死ぬ死ぬ詐欺。
と思わせて他のメンバーに命の危機の場面が用意されてそう。
藍沢はおばあちゃんとの別れがありそうだし、
白石は父親の後継問題で進路に悩むと。
1話で一番良かったのが、冴島と恋人の場面。
延命治療の是非と家族の心情…毎日が奇跡というのはグッと来た。

そうそう戸田さんは直ちゃんよりもこっちのキャラの方が好きだな。
でも、1よりも緋山が若干丸くなってるのが残念。
突っかかっていく緋山が好きだったからさ。
とりあえず次も見る予定です。


こんばんは
コードブルー、けっこう面白かったです
これからに期待のできる内容ですね

2010.01.16 23:59 URL | ぱる #s8kTdXTU [ 編集 ]

コメントありがとう
コードブルーいいですよね。
キャストのバランスもよいです。

2010.02.03 15:21 URL | umisorakai #- [ 編集 ]













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