/ 空の色 海の音 /

ドラマと藤木さんと日常

#8 今夜ついに完結 はい上がる女伝説!      3.16 OA 

最終回まで濃い内容でした。
まさか、美樹vs万里香が2サスっぽくなるとは思いもよらなかったよ。
ガラスの破片で美樹を殺そうなんて…
もう少し現実的な方法でお願いしたかったです。
その印象で、社内いじめよりも愛憎劇がメインになってしまったかなぁと。

そしてもう一つ、美樹の本音を聞きたかったですね。
飲み込む性格なのはわかるけど、
さすがに刺されそうになれば何か話すでしょ。
なぜ襲われなきゃならないのか、なぜ万里香がそんなに自分を恨んでいるのか。
万里香とぶつかって本音言いあって、
ようやく一つのピリオドが打てるんじゃないかと思う。

・西島の発注数偽造
西島…笑ったよ、やる気のなさに。
ただの嫌がらせに過ぎなかったですね。
でも本来なら前日に届くようにしません?
料理って前日から仕込みしておくんじゃないのかなぁ。
あのカチンカチンのヒレには爆笑しました。

・佐野自殺未遂&山内さん 
心配そうに佇む桐野が印象的でした。
「あなたらしくやればいいのよ」
美樹に声をかける佐野は、聖母のように見えました。

美樹は山内さんに会い、
佐野は必要な人だと訴えますが、少し残酷だと思ったな。
同じ痛みを持ってる美樹なのに、山内さんへの配慮がないというか…
それでも山内さんは、許すことから始めると手紙を送ってくれましたけど。
山内さんは、まだ心の傷が癒えてない感じとかよく描かれてました。
手紙もすごく勇気を振りしぼって書いたんだなというのが伝わってきました。

・二千万の使途不明金
佐野からバトンを受け取った桐野、
フェア後にヴィッテル社と食事して聞き出そうと思ってたんでしょうね。
しかし佐野から処分が決まると聞いていじめ報告書を思いだし、線が繋がった。
ここから桐野、走る走る…自分も一緒になって息切れしたよ。
ヴィッテル社に食い下がり、先方にも内偵が入ってると聞きだす。
…熱い桐野が見られました!
仲原に協力してもらった証拠資料で、梅沢を失脚。
「辞めるのはあなたの方ですよ‥‥」カッコ良かったっす。

・いじめの謝罪。
千秋が盗撮動画を見つけたことで、財布とブログの容疑は晴れました。
ただ犯人が誰だとか詳しいことは、千秋の胸にしまったままなんでしょうか。
美樹も知りたがりはしませんね。
自分ではないことを知ってもらえればそれでいい?
女性3人から「ごめんなさい」と頭を下げての謝罪。
この中に今まで美樹につらく当たってきたことへの詫びも含まれているのでしょう。
いい大人ですし、いじめの一つ一つを解明する必要はなくてもよいかな。

千秋、カッコよかったです!
田沢にブログの犯人を聞き出し「そのうちばれるわよ」と。
なんといっても足で田沢を引きとめるシーン、カッコいい。
財布動画見て、美樹を信じなかったことを悔いて泣いてた千秋もよかった。



桐野は、万里香が美樹から仲原を奪ったことを知ってました。
そういや結婚式の時美樹と仲原が話してるのを見てたね。
「人から奪った幸せなんて儚いものだぞ…」
その言葉が、きっと万里香を不安にさせたんでしょう。
帰宅した仲原に一生懸命話しかけてた…より強固な幸せにするために。
仲原は上の空だったけど。

そして本当に儚くも壊れてしまった。
財布動画をみた仲原は、料理や部屋の中をめちゃくちゃに壊した。
万里香にとっては、自分自身を壊されたように思えたのかなって。
料理=万里香、仲原に食べてもらうために作った料理が床に。
仲原と幸せになるためにしてきた自分を拒否されたような。

欲しいものを手に入れるための強さは持っていても、
大切なものを失う強さは持っていない…
美樹の目の前の万里香は、すでに敗者でした。
仲原に叩かれて泣き続ける万里香は子供のようだった。
うん、ある意味子供なんだろうね。
挫折とか痛みとか…知らずに育ってきてしまった大人。


このドラマが言いたかったことは、
誰かが見ていてくれるということかな。

会社を辞めるのも一つの選択、でも逃げないでいることも一つの選択。
逃げないでやり続ければ、誰かが見ていてくれる…かもしれない。
桐野が「おまえには俺がいる、佐野もいる」といったように。
坂東が桐野を見ていてくれたように。

離婚を決めた栗田は「あたし、西島君の面倒を見ます」と宣言。
クサって発注数変えた西島には、栗田がいる。
盗撮田沢には千秋がいる。
万引きを犯してしまった千秋だから田沢を戒められるのかも。
山内さんと白石さんが会ってる場面もあったらよかったな。
あの時はかばってあげられなかった白石が、山内さんを気にかけて…なんて。

そして万里香には仲原がいるということなんだろう。
仲原が壊してしまった儚い幸せのなかに、確かな幸せも育っていた。
そして坂東のこと、万里香が美樹にしたことを、
自分が万里香を見ていくことで仲原なりに償おうとしてるのかなって。
まぁ、万里香から美樹へ謝罪の一つも…と思ったけど、
会わないことが美樹のためなのかもしれません。

栗田にしろ千秋にしろ、西島や田沢を見ることで、
今までの自分のしてきたことの償いをしようとしてるように思った。
そして再びここでいじめが起きないように、律しているのかなと。

いじめをしてきた人たちが不幸になるという結末じゃなくて、
それぞれが責任を背負う形で、
そして立ち直れる明日があるという希望が感じられて
なかなか良い結末だったんじゃないかなと、今はそう思えます。

すでに美樹は万里香とは違う道を歩き始めてる。
企画が成功して新規部門関係で取引先回り?桐野についてイタリア出張です。
一瞬妬みの種が?と思わせての和み、千秋の「よかったわね」が響きました。
イタリア出張に向かう桐野、ザ・リーマンな感じでカッコよかった。


早い展開で引きこまれるドラマでした。
桐野の出番は少なかったですが、印象の強いセリフが多かったですね。
あの…実は…美樹という人物にいまひとつ感情移入できませんでした。
ドラマ自体はとても面白かったです。
グダグダ長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。














管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://umisorakai.blog73.fc2.com/tb.php/692-8d2291f4