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ドラマと藤木さんと日常

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 「児童虐待からの脱出 渡り鳥になった二人」4.14 OA 

録画しておけばよかった…
どっぷり引き込まれ、余韻の深いドラマでした。
松雪さんの抑え目の演技、子役の奥行きのある愛らしさ。
子供嫌いな奈緒と怜南が出会い、
誘拐を決意するまでの心情の変化が繊細に描かれていたと思います。
そして二人の距離感がよかった。

鳥の話で怜南との距離が縮まり、
渡り鳥を見に行こうと毛布を出したあたりで、
怜南が母親のことを口にする。
少し落胆する奈緒…
次に会ったときにはまた怜南との間に距離感が出来てる。

奈緒はあまり積極的に人に関わらない意思が伺えます。
東京の母親と何か確執があるのだろうと思ったけど、
まさか貰われ子だったとは…
怜南を通して、育ての母の思いを知るのでしょうか。


母親の恋人から虐待を受ける怜南。
ちょっと変わってる子供、よくしゃべる子供、
大人びて生意気な面もあれば、夢見がちな無邪気さも。
心の奥底に悲しさ押し込めての精いっぱいの笑顔。
くるくると変わる表情…
すごく引きつけられました。

すきなものをノートに書いて、いつも好きなことを考えてる。
子供がそこまでに防衛本能を働かせるって…つらいね。
ぬいぐるみや動物の本いつも母親にゴミに出されて、
こっそりまた回収して隠してる、でもまた捨てられて…
だからかな?ハムスターのすずをいつも連れているのは。
そのハムスターのすず…怜南の友達だったのに誰が死なせた?

奈緒にだされたお菓子をまずハムスターにあげて、
余った半分を自分が食べる。
お菓子の袋が破れない、細い脚、
500円貰ってるけどあまり食べてないみたい。

いつもポストをのぞいてたのは、
赤ちゃんポストの大きさをイメージしてたのかな?
怜南が入れるかなと調べてたのかなぁ、
奈緒にはおとぎ話のように言ってたけど…悲しいね。


男に白いワンピース着せられ口紅塗られた怜南を見た母親は、
汚い汚いと娘をなじり、ビニール袋に入れて外に置き去りにしました。
元々は男が怜南にして母親も慌ててビニールほどいてたのに、
それを母親がするなんて…ゾッとした。

たまたま忘れ物を届けに来た奈緒が、
ビニールから発光する星のライトに気付くんだけど、
過酷な環境の中で生きてる怜南と、
ビニール袋の中で何とか助かろうとする怜南がダブった。
今にも消えそうな命の光。
ぼろぼろの雑巾みたいになって、札幌の赤ちゃんポストに行きたいと。
7歳の、104センチの怜南でも入れるかなぁって…涙腺決壊だよ。

翌朝、渡り鳥を見に来た二人。
渡り鳥に「怜南も連れてって~」と羽をばたばたさせる怜南。
…大きな羽があったら自由になれるのにね。

そんな怜南を見て、奈緒は渡り鳥になって怜南を救う決意をする。
先生…あなたを誘拐しようと思うの…
あなたがお母さんを捨てるの…
お母さんって呼べる?

印象的なシーンでした、一言一言が胸に染みる。
松雪さんに負けてないほどの存在感を放つ子役ちゃんも素晴らしい。

虐待される子を守るすべはいくつもある。
でも奈緒の行動は、母性からくるものなんでしょうね。
ただ助けてあげたい、抱きしめてあげたい…
見る人も母性を感じる作品です。
怜南を抱きしめたいって思ったもの…守ってあげたいって。

怜南が海に落ちたと聞いて、母親はどう思ったんでしょうね。
怜南の母、奈緒、奈緒の育ての母、妊娠中の次女、
そして生みの母(田中裕子さん?)
それぞれの母性が描かれるのでしょうか。


映画のように間を呼吸で埋めるように丁寧で、
1シーン1シーンがすごく印象に残ります。
北海道・室蘭の冷たい景色・空気の中で、
拠りどころのない怜南が一層切なく感じたし、
奈緒と怜南が抱き締める場面では体温の温かさに包まれた。

室蘭を去り東京に出てくる二人にこれから何が待ってるのか、
見守っていきたいと思います。
(以下キャスト)

鈴原奈緒◇ 松雪泰子…長女 小学校勤務
藤吉駿輔◇ 山本耕史…健輔の弟 雑誌記者
鈴原芽衣◇ 酒井若菜…次女 金持ち男と婚約&妊娠
鈴原果歩◇ 倉科カナ…三女 就職内定
道木怜南◇ 芦田愛菜…奈緒の教え子 虐待を受けている
道木仁美◇ 尾野真千子…怜南の母親
浦上真人◇ 綾野 剛…仁美の恋人
木俣耕平◇ 川村陽介…果歩の彼氏
袖川珠美◇ 市川実和子…葉菜の担当医
加山圭吾◇ 音尾琢真…芽衣の婚約者
藤吉健輔◇ 田中実…大学の准教授
鈴原籐子◇ 高畑淳子・・・三姉妹の母
望月葉菜◇ 田中裕子・・・理髪店経営














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